はじめまして!おばちゃんと申します。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログでは、52歳のおばちゃんがこの世からサヨナラするまでの生活をつらつら綴っていきます。
おばちゃんとその家族がどんな老後を迎え、果てるのか、包み隠さずさらしていきたいと思います。
ほんとに老後2000万円で生きていけるのか、検証しましょう!
よろしくお願いします。
#7 おばちゃんの家計管理その6
兄の家計管理
実家には母と兄が住んでいます。
父が介護施設に入るまで、家にかかる費用は父母が支払い、兄は1円も支払いをしていませんでした。
父が介護施設に入り、光熱費が払えなくなったため、兄が支払う事になりました。
ところが、兄は振り込め詐欺により貯金0になってしまったので、私が兄の収支を管理する事にしました。
兄の収入は20万そこそこありました。
支出は、生命保険に45000円、携帯電話代に30000円、それ以外は小遣いとして自由に使用していました。
兄は金遣いが荒く、主にゲームと漫画・本、食べ物の購入ですが、貯金はほぼ0だったと思います。なので詐欺犯人には、借金した100万円ほどしか払えていないと思います。
銀行口座の解約と新契約 固定費の引き落とし
兄は、振り込め詐欺の犯人に銀行口座番号や暗証番号を教えてしまっていたので、銀行口座の解約と新規契約を行いました。銀行で電気、ガス、水道の口座引き落としの申し込みもしました。
固定電話の口座引き落としは電話で、NHK代の引き落としはネットで申し込みをしました。
兄は、ネットはよくわからず、詐欺被害を極端に嫌っていたので、ネット銀行の選択はありませんでした。クレジットカードも持たないと決めました。銀行口座の通帳は私が預かり、毎月、ゆうちょ銀行に兄が使いきってもよいお小遣いだけを入金することに決めました。
生命保険の見直し
次に生命保険の見直しをしました。兄は医療保険、介護保険、就業不能保険、年金保険を契約していました。年金保険月々1万円のみ残し、あとは全て解約しました。
あまりにも生命保険会社セールスレディーの提案されるがまま入っていたので、びっくりしました。
兄によると、父が寝たきりになってしまったことより、不安があったみたいです。ただ、明らかに入りすぎだとわかるのに、セールスレディーの次から次へと提案して契約させるやり方に、私は憤りと不信感が募りました。
ただ、解約してみて、私は怒りが強く冷静な判断にかけていたなと少し反省している点もあります。解約の申し出をしたとき、セールスレディーが医療保険で掛け捨てのものを提案してくれたからです。10年ほどは、毎月2500円掛け捨てでいい条件でした。ただ、がん保険だの、10年後は支払額が3倍になるだのという話を聞いて、やはり解約だなと焦って断りました。
兄は、肥満で睡眠時無呼吸症候群のためCPAPも受けていました。なので、生命保険を新たに契約するには、保険料が高くなってしまします。私が選んだのは、総合スーパーにある「ほけんの窓口」でした。一番安い掛け捨ての医療保険を勧められ、悩んで契約してしまいました。月々6000円掛け捨ての契約です。もう少し安くすればよかった、と後悔しました。元の生命保険会社の提案した掛け捨て医療保険を10年契約して、10年後は貯金で対応する事にすればよかったです。契約した保険だと年間72000円、10年で72万円、元の生命保険会社だと10年で30万円、40万円もの差があります。残念すぎる。
今、私はこの反省から、対面式の保険契約は断固としてしない!と知り合いに口を酸っぱくして伝えています。
ともあれ、兄の解約した保険は貯蓄性のあるものだった、と言っても元本割れですが、80万円ほど返戻金があり、月々の支払いの目処が立ちました。
持ち家と火災保険の選択
兄と母は持ち家に住んでいます。2階建、築27年(2025年現在)、ローン返済完了
持ち家はローンを払い終わっていたので、その点だけは父に感謝です。
実家は父の思い通りに建てた家で、父は家事など一切やっていないので、家長本位の使いにくい間取りです。老後、介護ができるように段差をなくしてほしい、木造、兄が結婚した時のことを考えて、2世帯住宅にできるようにするなどの希望を叶えた家です。
建築会社の選定も失敗しました。1級建築士の資格を取ったばかりの中年のおじさんが、初めて設計する家になったからです。父と相談して建てた家は、家にいる時間が一番長い母の家事動線は考えられておらず、物干は2階にあったり、やたら広い台所や年取ったら使いにくい掘りごたつ、あちこちに段差があり、扉は開き戸が多い。住み始めてからすぐにあちこち不具合が出ました。なおすたびに修理費を請求されました。
火災保険は25年分まで払ってありました。火災保険も期限が迫っていたので選ばなくてはなりませんでした。一括見積もりをお願いし、たくさん資料がある中で、結局一番費用の安い県民共済に決めました。地震保険は東北の大震災の後で、あまり支払われないという情報から、つけませんでした。
住宅費は、固定資産税と火災保険の支払いだけで済みました。ただし、全く家のメンテナンスをしていないので、これからどのくらい費用がかかっていくか不安です。
貯金の目標
兄の食事は朝晩は母が作り、昼は職場で出るお弁当、休日の食事は小遣いから出すこととしました。母には兄の給料から毎月3万円渡す事になりました。兄の小遣いは毎月6万円に決めました。
兄は肥満で、睡眠時無呼吸症候群のためCPAPをしており、医療費は小遣いから出してもらう事にしました。
仕事にはスクーターで通っており、交通費も小遣いから出してもらう事にしました。
兄は小遣いを一度に6万円渡すと1ヶ月経たずに使い切ってしまったので、2週間で3万円ずつ渡す事にしました。
これでガス代、電気代、固定電話代、水道代、携帯電話代、保険、食費、小遣い、年払いのNHK代、固定資産税、火災保険代合わせて毎月14万円ほどで済むことがわかり、残りは全て貯金する事にしました。
収支が見えるようになり、すごく安心しました。
兄には、1年に100万円ずつ貯金していき、65歳の定年までに1000万円貯める目標を突きつけました。
詐欺による貯金0円から約3年、ついに500万円が目の前です。やったよー。
まとめ
固定費支出:電気+ガス+上下水道+固定電話+携帯電話+生命保険+母に食費=月63000円
年間支出:NHK+火災保険+固定資産税+スクーター保険・税金=14万 月12000円
兄小遣い 月60000円
支出 月135000円
最後に
とにかく、母と兄は実家で生きていける算段ができました。すごく安心しました。
今まで気になっていたことが、全て明瞭化し、心から安心を得ることができました。
お金はないよりあった方がいい。
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